J▼●S4→ J▼●S装着で三元触媒がディーゼルに適合
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当ページの記述は、すべて [ 製品が無効であることの証明 ] ではありません。
当該商品のwebサイトや広告,パッケージに書かれた「何故●●の装着によってパワーアップするの
か?」という理論が科学的に間違っているという点をのみ問い質すものです。
したがって、製作者ですら説明できない不思議な現象によって、自動車メーカーの実験では全く現れ
なかった物凄い超絶効果が、実走行に於いて発生し得る可能性は、決してゼロではありません。
つまり、販売元のwebサイトや広告,パッケージに書かれている内容が非科学的であるという点のみ
を晒しているだけであって、(この文章は)商品そのものの有効性までをも否定しているわけではありま
せん。
想像も及ばない極めて特殊なシチュエーションで、販売元が監修・立ち会う実走行実験であれば、ノ
ーマルの何十パーセントもの燃費の伸びを計測したり、ハイチューン並みの高トルク・高馬力を計測し
たりすることは、決して奇跡でも何でもなく、十分に有り得るものとして本稿を綴っています。
その点をお含み頂いた上で、ご閲覧くださいますようお願い申し上げます。
【J▼●Sの効果】というページからリンクしている【世界で初” J▼●S装着で三元触媒がディーゼル
に適合する】というページは、三元触媒というものを根本から間違えて捉えています。
ディーゼルエンジンに三元触媒が使用できないのは、触媒の表面に煤が付着して無効化するからで
はありません。
三元触媒というものは、火花点火式ガソリンエンジンでなければ稼動できないから、ディーゼルエンジ
ンには使えないのです。
こんな基本的なことをイチイチ書くのもウザイのですが、三元触媒は、酸化物質であるNOxと還元物
質であるHC、COを化学反応させるんです。 ですから、当たり前の話ですが、排気ガス中に存在す
るNOx、HC、COの成分比が一定でなければ稼動できません。
そのため、火花点火式レシプロガソリンエンジンは、O2センサで空燃比を制御しているんです。
一方、ディーゼルエンジンは燃料に対して空気過剰な状況で運転するため、燃焼熱で空気中の酸素
と窒素が化合して大量のNOxを発生させます。
そして、燃料粒が十分に小さければ燃料は完全燃焼し、COの発生が極僅かです(燃料粒が大きけ
れば、粒の芯が燃え残ってPMとなる(COガスにはならない))。
また、混合気としてシリンダーへ供給されないため、境界層として存在するHCがありません。
つまり、ディーゼルエンジンは、HC、COに比べてNOxが多すぎるために、三元触媒が使えないので
す。
決して、煤が邪魔だから稼動できないワケではありません。
てゆーか、内燃工学ネタでホームページ立ち上げる
なら、自動車工学の本くらい読め!
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