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安全性能

 飲酒運転がイケナイのは何故?
【問】 飲酒運転がイケナイのは何故?
 ヨタヨタ走るおばちゃんドライバーに比べれば、
泥酔している私の運転の方がマシだと思います。
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【答】 そうですね。
 たしかに、ウチの嫁さんが運転するよりも、1升呑んでベロンベロンの私が運転する方がまだマシでし ょう。
 アルコールが入ると判断力が云々と言いますが、元の判断速度が十分に速ければ、アルコールで判 断力が低下しても、元々判断力の欠如しているドライバーと比べて同程度に落ちるだけの事です。
 私の飲酒運転が危ないのであれば、ウチの嫁さんのシラフの運転はもっと危ないです。

 しかし、問題は実は別の所にあります。
 ひとつは、アルコールが入ると危機意識が薄れるからです。
 酒を呑みながらテレビゲームをしているとよく判るのですが、飲酒状態でもシラフでも最高のスコアは 余り変わらない事があります。
 シューティングゲームで10面まで行ける奴は、呑んでいてもいなくても大体10面まで行けます。
 100万点採れる奴は、呑んでいてもいなくても大体100万点採れます。
 「じゃあ、呑んでいても大丈夫じゃないか」と訝るかも知れませんが、同じ殺され方をしても呑んでいる と「あっ!危ないっ!」という感覚が希薄なのです。
 「あ〜敵弾が寄ってくる・・・あ〜避け切れないかな・・・あ、当った」という感じで、飲酒状態だと危機感 覚が欠如しているのです。
 ゲームだから悠長な事を言って居られますが、現実ではとんでもない事態です。
 運転中に前方へ歩行者が飛び出してきた時に、「あ〜歩行者が寄ってくる・・・あ〜避け切れないか な・・・あ、当った」ではオシマイですからね。
 だから、「あっ!危ない!」という感覚が麻痺してしまう飲酒運転はイケナイのです。

 また、もうひとつは、飲酒しているいないに拘わらず、事故の可能性は常に存在するということです。
 一旦事故ってしまえば、「飲酒して居ても適切な判断力」などというケースバイケースな処理を受ける 事はありません。
 それどころか、アルコールに対する耐性さえ考慮されず、コップ1杯のビールで酔う人も、1升呑んで も平気な人も同列に処分されてしまいます。
 そしてそれは、たとえ貴方が遵法運転に徹していて、事故の相手が無法運転していたとしても、その 立場が逆転してしまう程、貴方を不利にします。
 法律がそのような杓子定規にできている以上、飲酒運転は社会的に自分を抹殺しようとする自殺行 為に等しいのです。
 ですから、飲酒運転をしてはイケナイのです。


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