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【問】 ○○って効果ありますよ。
燃費が1km/Lアップ&いつもの坂も一段高いギアで楽々です。
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【答】 そりゃ良かった♪
ただ、気を付けなくてはならないのは、人にはプラセボって云う思い込み効果が起こりますからね。
何処まで客観的に評価できるかが問題です。
解り易い例は、燃料の満タンと空タンでしょう。
おそらくガソリンタンクが満タンになると、満杯の湯船の栓を抜いた時に勢い良く排水されるイメージ
が作用するのでしょう。
自腹で燃料を給油すると明らかにパワーアップしたと感じる人は少なくありません(※)。
必然に駆られてする給油でさえそうです。
決して安くない用品を購入し「自分で取り付ける」と湧き上がる期待は非常に大きな物となります。
その元で冷静な判断を行うことは決して容易くありません。
燃費を意識すると、無意識に低燃費志向なアクセルワークになりますし、パワーを意識すると無意識
にペースが上がって一段高いギアでも登坂してしまいます。
用品が効果を発揮したか否かはブラインドテストに拠って評価されるべきです。
自分のクルマに用品が装着されたか否か知らない複数の人に、用品を装着した愛車を運転して貰っ
て燃費やパワー感を評価して貰うのです。
それで大多数の人から高評価されれば、一応効果ありとみなす事が出来るでしょう。
装着した事を知っている人、増してや自腹で大金叩いた人の評価を信用する事は出来無いのです。
※ 夏場は実際に僅かなパワーアップがあります。
これは燃料ポンプの攪拌抵抗によって加熱している少量のガソリンが、地下のタンクから供給された冷たいガソリンと混じっ
て冷やされるからです。
燃料の温度が下がると、燃焼室に対する気化冷却が大きくなりますので、要求オクタン価が下がって進角させることが出来
ます。
計測誤差の範囲程度ですが、理論上パワーアップすることはします。
それがはっきりと体感できるかどうかは・・・難しいと思いますが。
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