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用品知識いろいろ

【バッテリー】 バッテリー交換の際は、端子を削って面を出すって本当?
【問】 「バッテリー交換の際には、細かいヤスリとサンドペーパーとを使用して、バッテリー端子の面を 出さないと駄目。   そうしないと端子部の接触抵抗が増大して最悪オルタネーターなどの破損にま で、影響が及ぶ」といわれました。
 マジっスか?
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【答】 端子の状態にもよりますが、少なくとも新品のバッテリーと交換するのであれば、その様な細工 をする必要は全くありません。
 というのも、バッテリーの端子は鉛合金製なので、ターミナルの取り付けボルトを締めると塑性変形し て十分な接触面積が得られるからです。

 むしろ下手にヤスリやサンドペーパーで削ると、バッテリーの端子が細くなってしまい、ターミナルのボ ルトを締めても接触面が浮いてしまう恐れがあります。
 そうなるとバッテリーの端子とターミナルとの接触面積が少なくなってしまいます。
 接触面積が少なくなるだけならまだしも、軽く接触した状態で通電し続けると、接触面に酸化皮膜が 出来て、電気抵抗が大きくなってしまいます。
 それこそオルタを壊す原因になりかねません。

 バッテリーの端子を手作業で削っても、ターミナルと平行な面なんて出せる訳がありません。
 変な小細工は止めておきましょう。

 やるなら、むしろターミナルの掃除ですね。
 ターミナルに硫酸の雰囲気が付着して酸化膜を生成している事がありますので、これをワイヤーブラ シなどで払い落としましょう。
 ただし、この場合も、マイナスのターミナルは防錆した鉄製であることが多く、ヤスリやサンドペーパー は勿論、ワイヤーブラシでも強く擦ると防錆皮膜が削り取られてしまいます。
 剥き出しの鉄が硫酸の雰囲気に触れると、とんでもないことになってしまいます。
 ワイヤーブラシで軽く払い落とすだけに留めて下さいね。


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